【Niro Q:モニタープログラム】DVDのサウンドを『Q:』で楽しもうとして、オプションの海に溺れてみる【ハイビジョンサウンド会議】
(前回)【Q:モニタープログラム】MacBookでデジタル音声出力でDVDを観る準備をしてみる【ハイビジョンサウンド会議】 - sta la sta
前回のおさらい
- MacBookでDVDを観るために、デジタル出力の設定をした
DVDを色々と観てみよう
いよいよ『Q:』の実力を肌(主に耳)で感じてみます。
わざわざDVDをレンタルするのもアレなので、手持ちのものをいくつか用意。

趣味のままに選定。偏っている気がするのは仕様ですね。
DVDを観る前に、サウンドに関する予備知識
早速観てもいいんですけど、その前にちょっと知っておきたいことが。
DVDのパッケージ裏を見ると、




などなど、収録されているサウンドにはたくさんの種類がありますよね。今までは特に気にすることなくDVDを観てましたが、これを機にザックリと調べてみました。
大体、
- リニアPCM:未圧縮のステレオサウンド
- ドルビーデジタル:モノラルからマルチチャンネルの音をデジタル圧縮したサウンド
- DTS:ドルビーデジタルと同様にデジタル圧縮したサウンドだけどドルビーデジタルより高音質
といった意味らしく、音質の良い順に並べると
- リニアPCM > DTS > ドルビーデジタル
となるみたいですね。
ちなみにDTS単独で収録されているDVDは無いらしく、必ずドルビーデジタルかリニアPCMが同梱されているとのこと。DTSが収録されているDVDを観る場合はぜひDTSを選んでみるべきでしょう。
早速DVDを観てみる
いつもの再生時と比べて際立つのはやはり低音の重厚さ。例えば爆発音の「ドカーン」の後に来る「ゴゴゴゴ」という地響きのような残響が鮮明に聴こえてくる。そのサウンドのスゴさと、普段の再生時とのギャップに、思わずニヤリとしてしまう。

『Q:』の特徴である「球」のように音で包み込んでくれるような音響効果↑も確かに感じ取れた。音が直線的に耳に届くというよりも、もっと柔らかい雲のような感じで耳に届くというかなんというか。それでいて、個々の音ははっきり区別できる解像度を持つため、音が聞き取りにくいということもなく自然体で楽しめた。
電車や車が目の前を通り過ぎるシーンでは右から左への移動が伝わってくるし、右後方から車がカットに入ってくるシーンでは車が居るはずの方向を思わずチラ見してしまった。DVDを観ながら音に対してゾクゾクするなんて初めての体験だ。
個人的には『lain』観ているときの電線の「ブーン」という音がかつてない迫力でちょっとウケたw 電線怖い。。
DVDをどのサラウンドモードで楽しむべきか
『Q:』でDVDを色々と観てて思ったのは、作品ごとにどのサラウンドモードを選べば良いのかを考えなきゃいけないなということ。
『Q:』はマルチチャンネル(例:5.1ch)信号再生時は『Normal』と『5.1 EXP』のどちらかのモードを選択できる。EXPモードは説明書によると
明確なセンター定位と自然なステレオの広がりが得られるモードです。
と説明されており、確かに『5.1 EXP』モード選択時は『Normal』よりもサラウンド効果が強まった印象を受けた。
また2チャンネルソースをマルチチャンネル化できる『ドルビープロロジックII』という機能があり、その機能の種類に『Normal』『Stereo EXP』『PLII Auto』『PLII Cinema』『PLII Music』というモードがある。
またさらに、サラウンド効果の選択として『Natural 1』『Natural 2』『Enhanced』があったりする。
当然ながら各スピーカの音量、低音・高音の音量は個別に設定可能だったりもする。
選択できるモードが多いので色々な作品に最適なサラウンド設定を適用できると思う反面、観る作品を変えるたびにまた初めからその作品にとって良さげなサラウンド設定を探さなきゃいけないのはなかなか面倒だった。
でも面倒な作業ではあるんだけど、慣れてくると意外と楽しかったりもする。
例えばライブのDVDを観る場合、「これは音楽だから『PLII Music』に設定かな」と決めても良いし、「敢えて『PLII Cinema』にしてみるとどうだろう?」と、ある種の好奇心をくすぐってもくれる。ちなみにライブDVDで『PLII Cinema』を選ぶとサラウンド感が強まってより一層ライブ会場にいるかのように感じられた。あのライブ特有の「楽器の音が大きくてヴォーカルがあまりはっきりしない」感じが好きなら『PLII Cinema』が良いかも。
またTV作品のように元々ステレオチャンネルで作られている作品は、無理にマルチチャンネル化しない方が良いと感じられるケースがあった。『ボブの絵画教室』を観る時にサラウンド感は必要なかった。(あの筆の音が自分を包み込むかと思ったけどそんなことはなかった)
総じて
- ドルビーデジタルやDTSはとりあえず知っておくにこしたことはない
- 『Q:』特有の包み込む感じは、やっつけでスピーカを設置した我が家でも再現できた
- まず低音がスゴい
- そして解像度もスゴい
- サラウンド効果にゾクゾクしたり、ニヤリとしたり
- サラウンド設定は楽しいんだけどちょっと面倒
- でも楽しい
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